二次元結晶解析



蛋白質を予め二次元結晶にして三次元構造を解く方法です。例えば、
tubulin zinc-sheetや、aquaporin-0の構造がこの方法で解かれています。

原理としては、シート状の試料の傾斜像を撮影し、そこから三次元像を再構成するもので、基本的にはTomographyと同様です。ただし、蛋白質が二次元の結晶として並んでいるために、diffraction(回折像)を撮影することで、実像を撮影するのに比較して、非常にS/Nの高い構造情報を得ることが出来ます。例えば、
aquaporin-0の構造は、現在の所クライオ電子顕微鏡で得られた最も高い解像度である1.9Åで解かれており、ベンゼン環の形などをはっきりと見ることが出来ます。