Helical Reconstruction


螺旋状に並んだ分子、たとえば細胞骨格や膜タンパクのチューブ状結晶の写真から三次元像を得る方法です。

歴史的には、最も古い三次元再構成法で、その原理は
Klug, Crick (DNAモデルのCrickです), Wyckoffらによって考案され、後にDeRosierとKlugによってbacteriophage T4の電子顕微鏡写真から三次元構造が再構成されました。

原理としては、螺旋状に並んでいる分子は電子顕微鏡に様々な方向で写っているため、一枚の写真からでも三次元の構造を再構成することが出来るというものです。我々の研究室でも、微小管のような継ぎ目のあるラセン構造からも三次元再構成が可能な手法として
Asymmetric Helical Reconstruction、それを実現するRuby-Helixなどのソフトウエアを開発しています。最近では、Single Particle Analysisを用いて、より高解像度での解析が行われるようになってきています。